雪のある時期の登山では何も気にせず登れたわけですが、雪のない時期はもう虫天国ですよね。

自然の中ですし虫たちはそこに住んでいるので仕方ないのですが、嫌なものは嫌です。

なので、虫対策について見ていきます。

まずは敵を知るところからいきましょう。

そんなことより効果的な方法が知りたいよ!という方はこちらの記事へ。

なるべく虫がかわいく見える絵を採用していますが、かゆくなること間違いなしです。

登山で主に遭遇する虫

師匠に聞いた話では、山で主に遭遇する虫で気になるのは、

  • 蜂(スズメバチ)
  • 蚊(やぶ蚊)
  • ブヨ
  • ダニ

だそうです。

他にも当然たくさんいますが、特に気になるヤツらを教えてもらいました。

 

一番こわいスズメバチ

師匠が一番こわい虫と言っていました。

スズメバチに2回刺されると死ぬ、って聞いたことありますよね?

これがアナフィラキシーショックです。

でも絶対に2回目で危ないというわけではなく大丈夫な人もいるというのでなんとも…という感じですよね。

 

あと、黒いものに寄って来る、というのも聞いたことがあります。

テレビで見る蜂駆除業者の人などは白い服を着ていますもんね。

登山服選びで気を付けた方が良さそうです。

 

ちなみに…

師匠のスズメバチがこわい理由が、

「何考えてるかわからないし」

と言っていたのは納得です。

私もそんな理由でちょうちょと蛾が大嫌いです。

 

蚊といってもやぶ蚊

身近にいて欲しくない存在ですが、1回は刺されたことありますよね?

でも、山にいるヤツは家やらその周辺にいるような蚊じゃありません。

街にいる蚊はかわいいもんだって言っていました。

(とか言いながら刺されて師匠は怒っていましたけど。)

 

やぶ蚊は…竹やぶとか長い草の生えまくっているところに行けば会えますかね。

自然豊かな場所にいるヤツが登山者の天敵となります。

街にいる蚊とは比べものにならない大きさのヤツが血を吸いに近付いてきます。

 

ただでさえかゆいヤツらがデカくなったらもっとかゆいです。

なんとかして近くに来ないでもらいたいものですね。(-ω-。)

ブヨってなに?

正式名称はブユのようですね。

関東などではブヨと呼びます。

実際に見た記憶はあるはずですが覚えていません。

祖父祖母に聞いた記憶はあります。

 

ブヨは小さいハエのような虫です。でも血を吸いに来ます。

ブヨは水のキレイなところでしか生きられないので、住宅地など街で見かけることはほぼありません。

ですが、登山者の天敵となることは確実です。

キレイな水・空気・景色を求めて山に行きますからね。

あとはキャンプ場なども注意が必要です。

 

刺されたら蚊より強烈!

吸うというより噛みちぎりに来るので、赤く腫れあがります。

かゆい・痛いに加えて、熱が出る場合もあります。

本当にひどい場合は、完治に数年かかったり、呼吸困難で危ない状態になることもあるそうです。

ダニとか普段は無縁の虫

普通に生活していれば気にならない存在ですが、当然山は違います。

季節と場所が一致すると、強烈で猛烈で執拗なダニの攻撃を受けることになります。

北海道だと、6月の南日高などがダニ祭らしいです。

 

登山道がしっかりある山であればそこまで神経質になる必要はありません。

ということは。

その逆の山はダニ対策が必須になります。

 

特にやばいのは笹やぶです。

道が整備されていなくてどうしても笹やぶの中を突き進まなくてはいけない時、ダニが大量にくっつきます。

くっついてもすぐには噛まないらしく、下山後にやられることが多いそうです。

柔らかい皮膚を探してから噛むので、時間がかかるんでしょうね。

 

あと、ダニには感染症もありますね。

ダニ媒介性脳炎、ライム病、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などです。

発症などには地域差ありますが、しっかり対策して予防することは大切ですね。

 

次回は実際の虫対策について

書いていてかゆくなる内容でした。

でも敵を知らないと対策もしづらいと思うので。

 

虫嫌いのによる虫対策の関連記事です

虫嫌いによる虫嫌いのための虫対策入門2◇虫よけその1(蚊とブヨ)

虫嫌いによる虫嫌いのための虫対策入門3◇虫よけその2(ハチとダニ)

虫嫌いによる虫嫌いのための虫対策入門4◇刺されたら

これをまいた途端に虫が来なくなった

肌にやさしいイカリジン

虫嫌いの登山にはイカリジンよりディートより…