行ってきました。
「サホロリゾート ベアマウンテン」です。
ベアマウンテン
詳細は公式ページを見れば載っているので特に書きません。
新得町の狩勝高原にあります。
国道38号線の狩勝峠3合目という看板が目印です。
登山に行きたいけどヒグマこわいし…という方はここに行くとヒグマの見方が変わるかもしれません。
私もそうですので(‘-‘*)
逆に、ここで怖さだけを再認識したら登山には行かない方がいいと思います。
行った理由なんですが
ヒグマの勉強のためです。
ネットや師匠の話からもヒグマのことはなんとなくイメージできてはいるのですが、見たことはありません。
ヒグマは恐いなんていう話ばかりが目に入るというか目立つというか。
飼われているヒグマでも、実際に見れば何か変わるかなぁと。
今夏に師匠と行く予定の山はヒグマだらけで気配もハンパないというので。
大きさとか歩き方、ヒグマの気配などを感じるにはもってこいだと思うんですよ。
ここでは自然に近い形で飼われていますからね。
実際、探すのは少し手間取りました。
こんな感じ↓で5mくらいの高さの歩道からヒグマを探します。
この画像は新得町観光協会のホームページから拝借しました。
さすがにこんな位置から一般人は撮れません。
マーキングとか笹を踏む音など
見る&聞くことができました。
木の皮をはいで背中をごりごりと木にこすりつける姿や笹をバサバサ踏み分けながら進むヒグマを目の前で見られたのはいい経験でした。
背こすり中のヒグマです↓
間近で見たヒグマの手と爪は大きすぎて怖くなりましたけどね…。
アタロウです。暑くてけだるいみたいです。
あとは年齢で顔の幅(大きさ?)が違うということ。
若いと顔もしゅっとしていてイケメン風というか。
年齢を重ねると味が出るということもわかりましたよ。
ヒグマの気配がしない
ような気がしました。
歩道の真下にいたのも気付かず、園内を車で走っているスタッフさんに言われて発見するなんてことも。
あんなに大きいのに気配を感じさせないのはさすがというかある意味恐怖というか。
人間がゆるい生活しすぎているんですかね(・・;)
園内でも見つけにくい
バスではなく歩いて探す方で行きました。
餌で寄せられてるヒグマ↓はいるんですが…。
カラスも群がります。
自力で頑張ると決めていたのですが、なかなか見つからない!
でも、目が慣れてくると見つけられます。
フェンス際を黒い塊がのっそり歩いているのを見つけました。
借りた双眼鏡でばっちり確認です。
写真は撮っていません。テンション上がるんでそれどころではありません。
ちなみになのですが。
とりあえず見られればいいかなという場合は、バスに乗るのが手っ取り早いです。
歩きでも楽して探すには、止まっているバス付近を見るとだいたいいます。
餌で寄せているので絶対に見られますね。
スタッフさん達がアツい
ヒグマより何よりこれですね(*´∇`*)
もうヒグマへの愛を感じました。
園内でスタッフさんに会うと説明してくれるのですが、1頭1頭にすごく愛着というか本当に愛情を持って接しているんだなぁと感じました。
愛嬌がある動きをするんですよと説明してもらったアタロウは確かにおもしろい動きをしてくれました。
話しかける(呼びかける)のも「こっちおいで」みたいな感じです。
ガン無視されていましたけどね(ノ△・。)
スタッフさん達のヒグマへの愛も見どころです。
怖いけど怖くない
非常に勉強になり役に立ついい経験でした。
ただヒグマが怖い!という方は行ってみたら変わると思います。
怖いことに変わりはなくても、何か自分の中でヒグマの見方というか接し方、山への考えなどもいい方向に変わると思います。
園内では、運がいい(?)とキツネも発見できます。一瞬で逃げてしまいますが。