その辺の山(失礼な言い方)なら飛んでいる虫に効果抜群の「ハッカ油」。
超おすすめなのですが、どうやら効きにくい条件(?)もあるようです。
ちょっと効きにくい事態をせっかく体験したので書いていきます。
往路では効果抜群でした
行ったのは日高の山です。
あんこ装備して行ったのと同じ山での話になります。(行動食にあんこ装備準備の記事)
出発は朝の5時頃。
沢から開始して、尾根に取り付き山頂を目指します。
手作りのちょっとケチって薄めにしたハッカ油スプレーです。
沢での話
まだ時間的にも早かったせいか、虫もあまりおらず出発時にひと吹きしたハッカ油スプレーは効果ありな感じでした。
少しだけ歩いた河畔林でも、視界に飛行中の虫は見えるのですが寄ってきません。
沢でも同様です。
自然の中で飛んでいるなんだかわからない小さい飛行虫はほぼ来ませんでした。
山に入ってからの話
出だしは笹薮なので、もうひと吹きしました。
虫はいるのでしょうが、特に嫌な虫が飛んでくるという感じはなく無事に通過できました。
…虫を除いての話ですが、笹薮は本気で嫌でした。
そして思い出すと未だに全身がムズムズかゆくなる…。
笹薮の後は、踏み跡をたどって登って行きます。
わけのわからない小さい飛行虫がやたらいたので、適宜ハッカ油スプレーをシュッとかけます。
かけたのは、帽子のつば・シャツの襟(立てて着ていました)・シャツの袖口などです。
シュッとすると虫は途端に来なくなります。
効果がなくなるであろうタイミングはにおいが薄くなるorなくなる状態だと思います。
気になり始めたらまたシュッとかければ虫と無縁の快適登山です。
復路も途中までは良かった
書いた通りですが、途中までは本当に効果ありでした。
山での話
行きと同じく、シュッとすれば視界に入ってくるうっとうしい飛行虫は来なくなります。
しかも、帰り道はザックの重みなどでじわっとやられている肩や首にもひんやり効果が得られます。
このひと吹きで快適に登山ができるなら楽々ですね。
沢での話
夕方に差し掛かっていたからなのか、ここで問題が起こります。
沢と夕方という2つの条件が重なったせいかブヨ達が元気いっぱいです。
シュッとした直後は来なくなりますが、数分経つとまた顔周りをブンブン飛び始めます。
…マジでうざいです。こいつら。
吹きかけてもキリがないので、持っていたストックを顔の前でワイパーのように動かしました。
(足元がそんなに悪くなかったので出来た動きです。)
これで来ないのですが、腕に余計なダメージを与えました。
解決方法の模索
といっても、なんとなくわかっています。
次からはハッカ油スプレーの濃度をもっと濃くすることが必要なのだと思います。
効きにくかった帰りの沢でも、ハッカ油スプレーをシュッとすれば来なくなることは来なくなるんです。
効果の持続時間が短いというだけで。
正直ケチって薄めにしたような気がしているので次回はもっと濃いものを用意して行きます。
でも適切な濃さがわからないので、
原液のハッカ油
で行ってみようかと思案中です。
もう虫が寄ってくるのいやですもん。
市販の虫よけスプレー(イカリジンのもの)を使った感想はこの記事でまとめています。
→虫嫌いの虫対策~肌にやさしい?イカリジン
あまりおすすめできませんが、最強の方法はこちらのおまけで紹介しています。
→やっぱり虫よけにはハッカ油が安心!