平成29年9月初めに「羊蹄山」に登ってきました。
登ったのは喜茂別コースです。
本当に運がいい。めちゃくちゃ晴れていました。
平日だったのですが、そこは百名山。
お昼めがけて(?)たくさんの人たちが登ってきました。
(ちなみに私たちは昼前に下山開始しています。)
日焼けなど気にならなくなってきた今日この頃です。
入り口がわかりにくい
この看板、もう少し道路側にあると見やすくていいですね。
なんて。文句言ってすみません。
看板あるし車で入り口まで行けるだけでもありがたいですよね。
午前6時頃に到着して先にいたのは車2台。早い。
さて。出発しますよ。
いきなり主の痕跡と遭遇です
最初は林道です。
登山道入り口の看板まで、歩きやすいのでざくざく進みます。
その看板の直後に遭遇しました。
かなり大きかったのでヒグマのフンですね。…たぶん。
喜茂別コースでは8月にヒグマの目撃情報!との事前情報があるので特にそんな気がしました。
いざとなったらクマ撃退スプレーもありますし。
というかクマから避けてくれるはずなのでビビらずにどんどん行きましょう。
迷いようがない
道がしっかりあるので迷う心配はほぼありません。
道なりに何も考えずに登ります。もう無心になって。
この何合目の看板はあまり気にせず登っていたのでこの1枚のみ。
1枚しかないのにこの激しい手ぶれ。補正付きのいいカメラ欲しい。
この登山道の大半は、木の根っこが階段のようになっています。
人が多いせいか地面が掘れていて根っこがトラップのようになっている場所も。
引っかかって転んだら痛いでは済まなそうな感じです。
何が一番危険って笹を刈った後がとがっているところです。目に突き刺さりそう。
特に下りは顔面から行きかねないですね。要注意です。
どんどん進んで行きます。
木がなくなってきたのでわくわくして振り返ると…。
晴れてるっていい!日焼けとかもう気にしないから晴れていて欲しい!
逃げないで…待ってよ山頂
またしても山頂に逃げられました。
初めての頃よりは当然慣れたと思うのですが、精神的なダメージを受けます。
ここからの長さったらなんでしょうね。
ジグザグ上がって行くので仕方ないのですが…山頂は逃げます。
何回も逃げる山頂です。
紅葉し始めているのがせめてもの救いです。
…まぁ…逃げる山頂にやる気を奪われていたのでじっくり見たのは帰り道ですが。
振り返ればこんな感じです。
町がリアルにミニチュア模型です。畑のきれいな四角さに感動します。
山頂は逃げるし、もうここでもいい!と思うくらい気力も精神力も弱い私です。
山頂をつかまえました
逃げられても逃がしません。
そして無事に登頂です。
山頂標識の向かって右側にことり隊です。
コイカクにも一緒に行ったこの子は山頂撮影係に就任しました。
山頂から見えた景色たち
なんとなく載せてみます。
紅葉がきれいです。紅葉し始めた時期が個人的には好きです。
雲海になっていました。乗れそうな雲です。
同じ方向をiPod touchで撮影。
エゾシマリスがちょろちょろしていて癒される山頂です。
気付いたら背後に何度か現れたので相当人慣れしていると思います。
もちろん餌付けは禁止です。
見上げていた尻別岳が眼下です。
そして相変わらずのミニチュア模型感。かっこいいです。
再現しようにも不器用すぎて作れませんが。
しつこいですが個人的に好きな紅葉し始めです。きれい。
いろいろ見えて大満足の登山になりました。
下山中に気になったこと
羊蹄の4コースの中でキツイと言われる喜茂別コースですが、大丈夫ですか?という感じの方も多く見かけました。
百名山って簡単だから選ばれているわけじゃないと思いますが、だからって他人の登りたい気持ちを邪魔する理由はないので。
ただ。
体調が良くなくて仲間から置いていかれた人がいたり。
携帯が通じれば安全という考えはちょっと違うんじゃないかなとか。
この時間からそのペースで山頂行って日没大丈夫ですか?的な感じとか。
…他人事と言えばそれまでなんですが、色んな人がいるなぁ…というのが下山中の感想です。
羊蹄登山の最高の1枚
登山中ではなくて移動中の絵ですが。
登山前に助手席から撮影できた1枚です。
道路標識の矢印がまさかの目指す山頂を示しています。
どうでもいいといえばいいのですが、今回一番のお気に入り写真はこれです。
はしゃいで撮影しまくっていると面白いものが撮れることもあるようです。