登山だけではなく普段からリュックを使っているのですが、
普通に使うリュックにも実はチェストベルトってあるんですよね。
でも普段使う時ってけっこう邪魔だったりします。無意味に引っかかるし。
登山の時はどうなんでしょうか。
山ではしている人していない人の両方を見かけます。
そんなチェストベルトのするしない問題と使いどころについてです。
正解はなくて好みの問題
先ほども書いたとおり、山に行くとしている人もしていない人もどちらも見かけます。
どちらかと言うとしている人の方が多い印象ですが、
付いているベルトだからと必ず締める必要はなく、個々に必要かどうかという話になってきます。
日帰りで荷物が少なくて軽い時やパッキングが上手くできた時などは、たぶんしてもしなくてもあまり差はないと思います。
あとは体格のいい人がチェストベルトを締めるとかなり苦しいというか窮屈になります。見た目も。
師匠もそこそこいい体格のせいか苦しいと言ってチェストベルトは使っていません。
私はというと締めたり外したりを歩きながらかちゃかちゃやってます。
チェストベルトの活躍するタイミング
苦しいとかなくてもいいなんて言われたりするチェストベルトですが、使いどころがわかると人によっては役に立つかもしれません。
私も最初の頃は、息苦しい…とチェストベルトは放置してショルダーベルトに巻き付けていました。
そんな使いどころがいまいちのチェストベルトの役目なんですが、
- ショルダーベルトが左右にずれてしまうのを防ぐため
- ショルダーベルトが肩に食い込むのを減らすため
だったりします。
要は、ショルダーベルトの補助役といったところでしょうか。
あとは、私も使うタイミングである岩場やヤブこぎの時などにショルダーベルトがずれるのを防ぎたい時などです。
片方が崖っぽい岩場でザックと共に体が左右に振られるのは恐怖でしかありませんからね…。
そういうタイミングではチェストベルトをカチッと止めてそこそこギュッと締めています。
…怖いので。
正直なところなくても問題ない?
たぶん問題はないと思います。
日帰り登山なら荷物もそこまで重くないのでザックが左右に振られたり肩から外れるなんてことは起こりません。
とんでもなく足場の悪い場所の連続する山も少ないですし。
それなりにザックが重たい時もチェストベルトをすればめっちゃ楽々♪というわけでもなく、
むしろ締め付け苦しいっす(´□`)の感じになるのでどうかなぁ…みたいな感じです。
なので、チェストベルトはしてもしなくても…という感じですね。やはり個々の問題かと。
チェストベルトについて整理すると…
色々ごちゃごちゃ書いたので最後にちょっとまとめます。
チェストベルトの役目は、
- ショルダーベルトが左右にずれてしまうのを防ぐため
- ショルダーベルトが肩に食い込むのを減らすため
というショルダーベルトの補助的なポジションの存在です。
特に理由もないタイミングでのチェストベルトの使用は、
- 苦しい
- 窮屈
- 動きにくい
などの問題が生じる場合もあります。
登山中になんかちょっと息苦しいな…なんて思いながらチェストベルトをしている理由はありませんし。
ザックが左右に振られるようなパッキングをしてしまった場合、
パッキング失敗してもチェストベルトでカバーしよう!ではなく、むしろパッキングをやり直してきちっと荷物を収めることの方が優先です。
あとはベルト調整。
パッキングとザックのベルト調整で肩からずり落ち事案はほぼなくなると思います。
ただ、ちょっとした例外として。
こちらの記事(ザックのベルト調整)でも少し触れたのですが、
私のように元々の骨格のせいでどんなにパッキングを頑張ってもベルトを調整しても、
登山中の決まったタイミングで肩ベルトがずれてくるという場合もあります。
そんな時はチェストベルトを使った方が安全に快適に歩けるはずです。
あ。これ肩ベルトずれるやつだわ。
と、わかってくるのでそんな時にはチェストベルトを使います。
その後どうするかは人それぞれなんですが、私はいらなくなったらすぐに外します。
使う使わないは好き嫌いの問題だったり快適さの問題であるチェストベルトですが、
元々ザックに付いているから使わなくちゃいけない!というわけではないので、
自分のタイミングで付け外しをして快適に登山をするというのが大切ですね。
普段のリュックに付いているチェストベルトはあれです。
走る時には使ってます。
左右にぶんぶん振られてけっこうイラッとするのでそれを防止するために。
それ意外は…使い道がよくわかりません。