突撃!羊蹄山!の2つ目のコースは京極コースです。
前回の喜茂別コースもなかなかの強敵でしたが、今回はほんの少しマシなくらいの京極コースです。
羊蹄はけっこうしんどい山です。個人的には主に精神的にやられます。
まぁ…百名山のことを楽だなんて誰も言ってませんからね。
(喜茂別コースのレポはこちらから→羊蹄山喜茂別コース)
写真も少なめなので、さらっと書いています。
…コースに特徴も少ないので書くことが…。
羊蹄山 京極コース
天気はこんな感じです。
この時は雨が降っていたのでカッパを着るはめになりました。
…カッパって暑くて動きにくくて脱ぎ着の作業がめんどくさいので出来れば着たくないんですが。
でも雲の向こうには青空が。
晴れる予報なのに…なんて文句言わずにいきましょう。
山の天気は変わります。ということで。
カッパを着て振り返ったら虹が!
この勢いで出発です。
写真に撮り忘れましたが、しばらく畑の横↑の砂利道を歩きます。(写真では右側にあります。)
帰りには足にくるであろう砂利道です(´□`)
そこを過ぎると次はこんな↓笹の間を抜けていきます。(その前に登山口っていう看板の横を通ります。)
今のところ登山しているという感じはカケラもありません。
ちょっと進むとやっと山っぽくなってきます。
あと雨も止んだのでカッパを脱ぎます。解放された感が気持ちいいですね。
こんな↑道が続きます。
ちなみに倒木だらけでした。
行くタイミングによっては倒木を跨いだりくぐったり余計な動きが加わります。
…私はそういうのがあるとちょっと楽しいと思う変なヤツです。
何合目の看板は他にも当然ありますが、気になるのだけ撮りました。
山で吸う時は風上で吸うのだけはやめて欲しいと切に願う私です。私は吸いたくないので。
この四合目まで来ると、登山口からだいたい500mほど標高が上がったことになります。
じゃんじゃん進みましょう。疲れの抜けきっていない状態なのでなかなか厳しいです。
そんなこんなでさっきまでの雨を忘れる景色が見えます。
羊蹄に登ると畑や町並みがミニチュアみたいに見えるのが好きです。
喜茂別コースを登った時も同じことを言った記憶が…。
進んで行く道は相変わらずこんな感じです。
正直なところ、飽きてきます。
ここが個人的に羊蹄の一番つらいところだと思っています。単調な登りが続いていくところ。
見た目も傾斜もほとんど変わらない道が続くので、私の場合は精神力の消費が激しいですね。
たまにこうやって視界が開けると頑張れます。
登山道はそこそこ掘れている部分もあるので、木の根っこに足を引っかけて転ばないように注意しましょう。
忍耐の一歩、六合目です。
踏ん張りどころだぜ!ってことでしょうかね。
この六合目までくると標高も1000mを超えていて、登山口からは800m以上標高を上げられたことになります。
…五合目で1000mの壁は超えていますが。
淡々と登る。無心で進む。それが羊蹄ですね(。-_-。)
山で見られる雲のふぁーーーっていうのが好きです。
天気がどうなるとかじゃなくてこのふぁーーーっていう感じがお気に入りです。
わたあめ感もあるので甘いものが欲しくなったりもします。
青空が出てきましたね。一時的とはいえ嬉しいです。
あとはこんな面白い絵も見られます。
ふぁーーーの雲の流れでこんな風に丸くなったりもします。
肉眼で確認した時はもっと丸かったんですが、これはこれで面白い絵になりました。
木がなくなった後は落石注意の場所を登ります。見上げて撮り忘れたので振り返って撮りました。
迷うことは全くありませんが、上を行く人がいれば上を、下からくる人がいれば下を気にしながら登ります。
予想外の大きさの石が転がって来たり、転がしてしまったりもあるので。
私が前を歩いていたのですが、まぁ石を転がすのなんのって。
後ろの師匠に何回、石がーーーごめんなさいーーーって言ったかなんて覚えてません。
歩くの上手くならないといけませんね(;´・ω・)
さて。この石ゴロゴロゾーンを超えたら山頂です。
分岐の看板も。
真っ白なんですが、たまにこうやって見えます。
トムラウシの頂上もこんな天気だったような記憶が蘇る。
油断しているとすぐに真っ白に。
こんな天気だったから余計にかもしれませんが、
晴れていた喜茂別コースから登った時と同じく山頂は寒いです。
防寒具なしでは危ないレベルに体は冷えます。
寒いと思う前に冷えそうな状況なら迷わず防寒具を着用しましょう。
寒いと思ってからでは遅い時もあるので。
休憩もそこそこに撤収します。
今回は残念だったなぁと思いながらの帰り道、すごくいい景色を見せてもらえました。
山頂に行くのが全てになりがちな登山ですが、途中の方がキレイなものが見られたりします。
楽しみ方は人それぞれですね。
というわけで、
黙々と下山して残すは砂利道というところで最後の1枚です。
下山した後に上の方が晴れていても気にならなくなりました。
ちょっと前までは悔しいなぁ…だったんですけどね。
この後に待ち構えている砂利道が地味にしんどいのは行く前に分かっていましたが、終わらないんじゃないかっていう錯覚が。
一番キツイのはやっぱりこの砂利道かもしれない。
そんな休憩含めて7時間半ほどの羊蹄山京極コースでした。