タイトルのままです。

今年もスキーをしに昆布岳に行ってきました。2月の話です。

猛寒波の来襲などもあり、なかなか苦戦しながらの日程調整でしたが無事に終えられました。

もちろんタイトル通りにパウダースノーには遠いものでしたが。

ちなみに別記事ですが【悲報】テムレス蒸れるという実験もここで行いました。

ただスキーに行ってきたよ!というだけの内容です。

ゲレンデで練習してから

今年は昨年の反省を踏まえて、ゲレンデでスキーと仲良くなるところから始めました。

冬山デビューでは雪に慣れていないせいもあって恐怖感がありすぎて色々不都合が生じたので。

全く冬山とは環境が異なりますが、せめてゲレンデでスキーと仲良くならねばという気持ちで練習しました。

もちろん技術の習得も目的です。目指せ!山スキーで華麗にパラレル!

そんなこんなで雪に対する恐怖心というか慣れていない感じを克服するためでもあります。

ここについては割愛します。特に絵もないので。

ナイターを利用してみっちり練習しました。シュテムターンの習得とパラレルのようなものまで出来るようになりました。

自信が付いた状態で、いざ昆布岳へ!!!

やっぱりしんどい登り

予想通りというかやはりというか登りのしんどさは言うまでもありません。

シール(脱着式)を付けてえっさほいさと進みます。

冬山で山スキー

雪質がそれなりに重たかったせいか進むのもなかなか苦労します。

誰かの後ろを進むのはかなり楽なのですが、自分で道を切り開くポジションになるとしんどいです。

冬山で山スキー

振り返る元気とかは特にありません。ひたすら黙々と進みます。

冬山で山スキー

それでも夏道にある間違いには気付いてしまいました。

冬山で山スキー

漢字が…なんというか車両感が漂う文字列ですが意味はわかるので問題なしですね。

休憩の時に振り返ったらこんな感じです。

冬山で山スキー

歩いて来た道を見るとなぜか、あぁもうここで帰りたい…なんて思うのが冬山です。

そして見ての通りの重たい系の雪です。

なのでそれなりに体力も消耗します。

冬山だと装備品にもてあそばれる時間が多くなります。こんな風に。

冬山で山スキー

横滑りしたせいでずれたシールを直しています。もちろん自己過失です。

テムレスの記事でも書きましたが、このくらいの作業ならテムレスは装着したままで問題なくできます。

そんな作業が続くと少しずつイライラも積もってくるのでそんな時は周りの景色に癒しを求めます。

冬山で山スキー

いちいちイラッとして自分は小さい人間だなぁ…というのを再確認しつつ先に進みます。

逃げた直後かな?くらいの真新しいウサギの痕跡もありました。

冬山で山スキー

そういえば山でウサギは今のところ遭遇していないですね。

トムラウシのナキウサギは名前だけでネズミ感がすごかったですし。

冬山で好きなこの感じ↓も見られました。

冬山で山スキー

小さめの怪獣とか実は入ってますみたいな妄想しながら進みます。

疲れているのに頭はフル回転でいろんなことを考えながらの登山です。煩悩の塊になった気分です。

冬山で山スキー

雪が積もってはいますが、なんとなく夏の登山道がわかるので迷うとかそんなことはないですね。

あとはやっぱり事前にちょっとでも地形図を見て地形が頭に入れるという作業も大切です。

下りはあっという間です

今回は少し吹雪気味だったこともあり、目的地(頂上ではない)に着いてすぐ下り始めます。

シール外しはだいぶスムーズにいくようになりましたが、

歩行モードから滑りモードはの切り替えはまだまだなので訓練が必要です。

冬山で山スキー

雪が挟まっているのでその除去やら何やらとか、あーーーと叫びたくなる時もあります。

滑る前にせっかくなので、転んだ時用の目線で写真を用意しました。

冬山で山スキー

なんですが、今回は転ばず順調に滑り降りることができました。

ゲレンデでの練習も効いているようです。

技術的には違う部分が多いんですが、道具と仲良くなるという意味では大事な練習だったようです。

来年こそは…上質なパウダースノーで滑ってみたいなぁなんて思いながらの帰り道でした。

ちなみに、冬の間の運動不足で師匠は腹をつるという悲しい出来事に襲われていました。