登山の服装や装備には独特の言葉というか専門用語のようなものが多く出てきます。

それを知らないと話にならないので、その部分も含めた基本を勉強していきます。

レイヤリング?何それ?状態のど素人の私です。

基礎基本を手抜きすると後で痛い目に合いますのでしっかり見ていきます。

師匠の教えをしっかり飲み込んでいきますよー。

登山の服装の種類

主に3種類に分かれています。

この3種類しかないわけではなくこれが基本となります。

 

これらを目的などに合わせて重ね着調整していきます。

この重ね着調整のことをレイヤリングと言います。

 

基本の3種類は、

ベースレイヤー

肌着などアンダーウエア。

ミッドレイヤー

中間着と呼ばれるもの。

登山用カッターシャツなど。

アウター

ヤッケ・ウインドブレーカーなどの上着。

 

です。

 

上記3種類以外に、

  • アウターとミッドレイヤーの間に着る防寒着
  • カッパ上下の雨具

を準備して山へ行くことが登山の基本的な事項となります。

 

レイヤリング(重ね着調整)を間違えると、体力の消耗などの原因になってしまいます。

体温の調節に失敗して熱がこもったり、汗が乾かず体が冷え切ったり。

命に関わる事態にもなりかねませんよね。

重ね着調整は「超大切で大事な登山技術」だと師匠が言っていました。

最近の登山の服装を調べていて「ハードシェル・ソフトシェル」なんて単語が出てきたので師匠に聞いてみたのですが…。

説明してくれましたが訳が分からず。゜゜(´□`。)°゜。

師匠も、まず今は基本さえ知っていればいい。

と言ってくれたので追々勉強していきます。

 

ウエアの組み合わせの基本

先ほども書きましたが一般的な組み合わせは、

  • 上着(アウター)
  • ズボン
  • 中間着(ミッドレイヤー)
  • 肌着(ベースレイヤー)
  • 防寒着
  • 雨具

です。

もちろん、季節・天気・行く山の状況に合わせて変えていきます。

あくまでも基本というだけなので自分の目的や着心地などでアレンジしていきましょう。

山の天気や自分の体調に合わせた準備をしていきます。

 

季節ごとの服装例その1

気持ちのいい初夏の山や紅葉の秋の山に行く時は、意外と涼しかったり肌寒く感じることもあるので肌着や中間着は「中厚手」という厚さのものを選びます。

ズボンも同じく中厚手です。

ウィンドブレーカーが必要だったり、セーター・フリースなどの防寒着があった方がいい場合もあります。

季節ごとの服装例その2

真夏の登山には、薄手の肌着&シャツ・ズボンを着用します。

防寒着については先ほどと同じです。

状況を見て判断します。

季節ごとの服装例その3

冬は言うまでもなく寒いです。

肌着は中厚手、中間着・ズボンは厚手。

そこにさらに冬用ヤッケ&オーバーズボンをはきます。

ヤッケを脱ぐ・防寒具のフリースを着込むなど状況に応じて調整します。

 

決まりはありませんし、自分の登る山の状況・天気・季節・標高に合わせた準備をすることが大切ですね。

レイヤリング研究

行く場所やその日の状況に応じてなど、とにかく自分で自分の服装の組み合わせをしていくことが大切ですね。

登山の服装は素材の特性とレイヤリングで決まると師匠も言っていました。

登山メーカーから出ている服じゃないとダメ!なんてことはありません。

自分の持っているものが着慣れている上に意外と優秀だったり、ユニクロをはじめとした比較的安い衣料品店、作業服などのお店、釣具店なんかにもいいものはたくさんあるそうです。

実際に私も自前のヒートテックを着て春山に行きました。

山用ではなく普段から着ていて、肌になじんでいて着心地もわかっているものです。

 

この服はこんな時に着て行って快適だった!これじゃ寒かった!などの記録を残していくことで、次の登山へとつながっていくと思います。

私のヒートテックも着用記録を残しています。

 

自分に合ったレイヤリングを自分の力で見つけていきたいですねヽ(゚ー゚*ヽ)

 

いわゆる登山シャツを着た感想

服装の基本話からはずれますが、山感が満点のチェックの山シャツを着てみたので感想を。

最近では少数派になってきたというウールの山シャツですが着心地は良かったです。

登山するよって感じが丸出しなのも好きです。

軽い・暖かい・乾く・安い登山用品の流行?というか主流はポリエステル製のものが多くなりました。

との理由みたいです。

当然と言えば当然ですよね。安いの重要です。

 

今回ウールのシャツを着て行ったのは残雪の春山です。

しかも。

ベースレイヤーとしていいものを着込んで行ったとはいえ、その上にはウールの山シャツだけでした。

でも全然寒くなく。

雪で多少濡れても浸透してくることもなく。

あと、けっこう背中に汗をかいたのですが汗臭くなりませんでした

 

ポリ製品ってなんというか独特のニオイがしませんか?

汗をかいた後ってなんかこう…ただの汗臭さとは違う不愉快なニオイが。

私はそんなに汗かっきではないのですが、冬の走り込みの時などに着る化学繊維のTシャツは汗をかくと不思議なニオイがします。

 

そんなこんなで、

いろいろな素材の登山用品が増えていますが、私はウールの山シャツ一択でいきます。

  • 保温性がある
  • 濡れてもある程度なら暖かいまま
  • 化学繊維と違って臭くなりにくい

ことがわかったので。

次の出番はいつでしょうかo(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)o