師匠直伝の登山マナーです。

言われてみればそうだよなぁなんて内容もあるのですが、疲れていたりすると適当になってしまうもの。

でも気持ちよく登山するために最低限知っておくべきマナーについて見ていきます。

あくまでもマナーであって決まりではないので、臨機応変に。

気を取られてケガしたりさせたりなんて冗談にもなりませんからね。

すれ違う時は挨拶

しましょう。

すれ違う時にほぼ全員の方が「こんにちは」と言って行きます。

もちろん返しますよ。

絶対に挨拶しろよというわけじゃないですが、頻繁にすれ違うこともありませんし、たまにすれ違う人に挨拶するのは良いことじゃないでしょうか。

自分の目的地から帰って来る人とすれ違ったら、挨拶しつつ、先の登山道の状況などの情報が聞けるかもしれないですし。

挨拶って悪いことじゃないですよね。

むしろ、人っ気のない山ですから無視してスルーするのもなんかなぁと思います。

ぐったり疲れていたら会釈だけでもありかな;;;;(;・・)ゞ

でもそんなに労力は必要ないので出来ればしっかり返したいですね。

ゴミは全部持ち帰り

当たり前なのですが。

山に限らず家の外で出たゴミは持ち帰りが基本ですね。

残飯などは特に。野生動物に悪影響を及ぼします。

飴だなという袋やキャラメルの紙かな?みたいなものはけっこう落ちていますね。

あれは捨てたというより落とした感じでしょうか。

いずれにしてもしっかり管理したいところです。

帰り道のコンビニや駅のゴミ箱などに捨てるのもどうなんでしょうね…。

たまに、ハイキングか登山かわかりませんが明らかにそういう格好の集団がいて。

駅のホームのゴミ箱にリュックからあれやこれやと取り出して捨てている人達を見かけます。

こういう人達はマナーとかルール以前に人としていろいろ問題な気がします。

家まで持って帰るくらいするべきだと思います(´-`)

道を譲るシリーズ

いくつかあるのでそれぞれを見ていきます。

まず基本ですが道を譲る場合、足元に生えている植物たちを気遣ってあげましょう。

貴重な高山植物かもしれませんし。

登山道から外れて譲ることを登山者全員がすると、登山道がどんどん広がってしまいます。

この点にまず注意したいですね。

あと…できれば足元にいる虫さんも踏みつけないであげて欲しいです。

虫嫌いですが無駄な殺生はしません。

登り優先のすれ違い

狭い登山道です。

すれ違う時にも気を遣うことが大切です。

基本的に登りが優先だそうです。

登りと下りどっちがキツい?と聞かれたら登りじゃないでしょうか。

帰り道の人の方が多少なりとも余裕がある(ことが多い?)ので、目的地を目指して登っている人に道を譲るという考えはごく自然なのかなぁと思います。

でも、時と場合によりますよね。

下りの方が危険度は高い気がするので状況に合わせた判断が必要です。

登りの方が避けやすかったり余裕があったり。

様子を見て判断ですが、基本は登り優先です。

団体さんは避けて欲しい

先ほどの登り優先、これは個人対個人の話で。

ツアーの団体だったり集団で登っている人達と個人のすれ違いの場合は、団体が道を譲るのが基本です。

登りも下りも関係ありません。

 

長ーーーい列の団体さんを避けると、通過し終わるまで待たないといけません。

こちらは2、3人なのに避けさせられた場合を考えたら…なんだかちょっと嫌な感じがしません?私だけ?

 

列が長くなるとどうしても歩く速度は遅くなってしまいますよね。

そうすると追い付いてしまうんですよ。

そんな時も避けて欲しい。

私はツアーの一部じゃないぞヾ(*`Д´*)ノ”って感じです。

出来る限りでいいので個人の登山者に道を譲ってください。お願いします。

集団で登山する時は先頭と最後尾には責任者、つまりパーティのリーダー・サブリーダーを配置するそうです。

ツアーだとそんなことないのかな…わかりませんが統制の取れていない感じからそう推測できます。

速い人に追い付かれたら譲る

地元の山なんかに多いですが、慣れた人はとんでもない速度で登って行きます。

景色の確認に振り返って、後ろから人が来ているなぁなんて思っていたら、足音がどんどん迫ってくる。

その山の地形などを知り尽くしているからなのか、毎日のように登っているからなのかはわかりませんが、速い!

そんな人に追い付かれたらサッと避けて譲ります。

ジャマしちゃ悪いので。

流行りのトレイルランは遭遇したことがないのでわかりません。

あれ危なくないんですかねr(・x・。)?

トイレ

百名山ブーム・山ガールブームなどで増えた登山人口によって、トイレ問題がいろいろ起きているそうです。

ブームゆえに特定の山にたくさんの人が集中します。

そうすると必然的にトイレ問題が浮上してきます。

そこまで登山人口の多くなかった時代は、その辺の草むらなどで用を足すのが普通だったそうです。

「きじ撃ち」「お花摘み」なんて言うとか。師匠は「爆撃」って言います(ノ´▽`)ノ

ちなみに私はトイレは遠いタイプなので今のところ困ったことにはなっていません。

 

これは登山人口のまだ少ない時代です。

今のように大量の登山者が昔のように、その辺で済ませたらどうなるんでしょうね。

考えたくないですが( ̄◇ ̄)

とにかくものすごく不衛生な場所になってしまいますね。

とある山のテント場(幕営地)では大腸菌も出たとか。

ブームっていろいろな問題を引き起こします。

そんなこんなで登山道入口や途中などにトイレの設置されている山も増えました。

「携帯トイレの持参義務」のある山もあります。

登山予定の山のトイレ事情はしっかり調べてから行きましょう。

 

落石がっっっ

そんな時は周りに大声で知らせましょう。

自分だけ助かろうとかダメですよヾ(・ω・o)

自分で歩いていて石を転がしてしまったり、上から襲ってきた場合など。

あんな小さい石だから大丈夫でしょ?でも転がればすごい勢いになります。

下にいる人に当たったら…痛いで済むんでしょうかね。

なので。

とにかく周りに知らせます。

昔はらーーーっっっくなんて叫んでいたそうです。

とにかくなんでもいいので叫んでください(o゚◇゚)ゝ

私は咄嗟なのでいつも「いしーーーごめーーーん」と言ってます。

 

以上、最低限知っておきたい登山のマナーや慣習についてでした。