なんでも初挑戦なら事前にしっかり準備したいものです。

聞ける人がいるなら聞く。いなければ調べる。ですね。

さて今回は…。

暑い時期には行きたい沢。

涼し気な水の音。ひんやりした風。

真夏の沢登りは気持ちいい!by師匠

とのことなので、沢登りデビュー前にいろいろ予習しておきます。

特に大事な装備は?

歩き方は実際に行って習ってから書いていきます。

習うより慣れよ。です。

昔から座学は苦手・体育が超得意です。

さて。

沢登りの装備のうち特に気にすべきものはなんでしょうか。

ザックや服装などは普段の登山と同じでいいと師匠は言っていました。

なので、特に気にすべき装備はということですね。

沢登りシューズ(ウェーディングシューズ)

沢登りシューズは、底が厚くクッション性があります。

底の素材は2種類。フェルトとラバーです。

フェルト底のものは、

  • ぬめりに強い
  • 岩場で滑ることがある

ラバー底のものは、

  • ぬめりに弱い
  • 岩場に強い

という特徴があります。

登山する山に合わせて選んでいきましょう。

沢メインならフェルト、岩場などがメインならラバーですね。

この沢登りシューズは、使い込んで底が減ってもソールの交換ができるので長く相棒として活躍してくれます。

caravan(キャラバン) 渓流 KR_5F 0035017 670ネイビー 24.0cm

caravan(キャラバン) 渓流 KR_4R 0035015 220レッド 25.0cm

地下足袋

地下足袋ってあれですよね。

鳶の人が履いているイメージしかないのですが、登山にもいいとのこと。

地下足袋の良いところですが、靴と違って靴擦れが起こらないことです。

ぴったりフィットする(というよりグッと締まる)ので擦れようがありません。

逆に、足場が悪いところでは足首をぐにゃっとやる危険があります。

私は捻挫慣れしているのでぐにっとなっても痛くないし気にならないのですが、普通は足首を捻れば一大事です。

スパイク地下足袋

スパイク付きの足袋もあります。というか私も持っています。

愛用のセットです。

厚いゴム製の底に鉄のスパイクが付いているものです。

山道でも岩場でもぬるっと滑りそうな沢でも滑りにくいです。

足袋自体は高い耐久性を持ちますが、スパイクが減ってしまうと用途は通常の登山となります。

減ったスパイク地下足袋の沢での使用は滑って危険ですので。

スパイクのすり減り具合を毎回確認しながら使用の判断をすることが大切です。

力のかかり具合でスパイクが変な方向にぐにゃっと曲がっていることもあるので。

フェルト地下足袋

フェルト地下足袋は、足袋の底に厚いフェルトが貼ってあります。

ただ、底自体はそんなに厚くないので長時間の歩行など足に負荷・重さのかかる場合だと足の裏が痛くなってくるという点があります。

中敷きを併用することで上記の対策をすることができます。わらじでも同様です。

【 秀岳荘オリジナル 】フェルト付き地下タビ

 

スパイク地下足袋と比べて摩擦性は落ちてしまいます。

仮に、底のフェルトに泥などがついた状態で岩に足をかけた時など、滑りやすいので要注意です。

取替え時は、フェルトがすり減ってきたら。

硬くなってくるのでそうなったら、そろそろ新しいものを用意する準備が必要です。

フェルトサンダル

画像を発見できなかったのですが、フェルトサンダルというものがあります。

もちろんこのサンダル単体で沢登りではなく、わらじとして使用します。

フェルト製のわらじ、ということですね。

地下足袋(スパイクでないもの)などの底の薄めのものに装着します。

底が厚くなるので、薄い地下足袋でも足の負担は減ります。

最後に

沢登り用の靴などをいくつか紹介しました。

この中から自分の技術・体力などと照らし合わせて使いやすいものを選んで沢登りを楽しみましょう。