山に行って砂埃まみれになった登山靴をきれいに洗います。
…泥まみれじゃなくてよかった。
登山靴手入れの専用セットなどは色々売っているようですが、私は特別なものは使いません。
台所にあるスポンジと洗剤でOKです。年に何度もゴシゴシ洗うわけではないですし。
それでは早速。
砂埃まみれの登山靴
ちょっとわかりにくいですが、特に先端の方が汚れています。
内側は使い込んできたせいの色ハゲなので汚れではありません。
サイドも砂埃で真っ白です。
本来は黒に近い色の登山靴なので、砂埃による白っぽい汚れはよく目立ちます。
特に汚れのひどい箇所はやはり先端のようですね。
残さずきれいに落としていきます。…というか先端が剥がれてきている…?
(この後ソールが完全に分離して張り替えました→ソール交換で上級モデル!?)
かわいそうに見えてくるくらい白いです。
靴ひもを外したら早速洗っていきましょう!
登山靴を洗う
撮影の都合上、洗面台を使っています。黒い靴なので白い背景は使いやすい。
簡単な汚れを落としていく
靴底の砂や泥を洗い流していきます。
この時合わせて、本体の汚れも手で軽く落とします。
たまに小石がきれいにハマっていたりするのでそれも取ります。
手で取れない時は…ボールペン?
傷つけないように注意しながらドライバーなどの工具もありかもしれないですね。
しつこい本体の汚れも落としていく
今回の汚れはそうでもなかったのですが、念のため丁寧に落としていきます。
使うのは…普通のネットスポンジと台所用洗剤です。
よくドラッグストアなどで売っている5個で100円しないようなネットのスポンジです。
それと台所用洗剤。うちではキュキュット改めヤシノミ洗剤です。手荒れ対策。
これをスポンジに含ませてから、しっかり泡立てて洗っていきます。
ゴシゴシこするのではなく、ふわっと泡だけでこするイメージです。
大事な相棒なので優しく丁寧に汚れを落としていきます。
ちなみにですが、もっとキレイにしたい!という場合や専用洗剤じゃないとなんだか不安…な方へはこちらをおすすめしておきます。
布製・革製兼用のクリーニング剤です。
NIKWAX(ニクワックス) クリーニングジェル スポンジA EBE821 【洗剤】
[コロニル] 汚れ落とし アウトドアアクティブクリーナー 200ml
なんでもかんでも専用じゃないといけないわけではないと思うのですが、そこは個人的に色々ありますからね。
成分さえ変わらなければ特に問題はないと思う今日この頃です。
登山靴がきれいになりました!
こうやって並べると一目瞭然ですね。
今回は砂埃による汚れがメインだったので、
泡立ててまで洗う必要はなかったのですが、やはり大事な相棒ですので。
きれいにしてあげたくなります。
しばらく放置して乾かしたら、防水スプレーを靴本体(アッパー)全体にかけておきます。
防水スプレーをかける
使っているのはこのスプレーです。
防水スプレーは「フッ素系」「シリコン系」とあります。
ゴア素材の私の登山靴には「フッ素系」を選択します。
シリコン系の防水スプレーは、噴射した場所に膜を作ります。
靴で言えば、表面全体に膜を張ってしまうので、ゴアの登山靴の場合は透湿効果が低下するかもしれません。
なので、ここでは間違わずに「フッ素系防水スプレー」を選択します。
ゴア製品なら靴だけじゃなく、カッパなどの雨具にも使えます。
靴ひもの話
靴洗いのついでのオマケみたいなポジションですが、靴ひもの話です。
泥の中に突っ込んだ!等なら迷わず洗うと思うのですが、靴ひもは毎回ではなくても適度に洗うことをおすすめします。
汚れたまま靴ひもを使用していると登山中に切れることがあるそうです。
登山靴を洗う時は靴ひもは面倒でも毎回外しましょう。
外すことによって、切れそうになっていないかなど点検・確認をすることができます。
多少は黒さも落ちてキレイになりました。…多少ですが。
おまけ
撮影班長もそろそろ洗おうかと。
羊蹄に行ったり、日高に行ったり、訓練登山に何回も行ったり。
たぶん色んな山の成分やらエキスやらを吸い込んでいるので、ここで一度キレイに洗い流しておきましょう!
特に劣化とか心配ないので適当にキレイにしていきます。
ゲーセンで流れる水の中にスーパーボールと一緒にいた子なのでワシャワシャ洗います。
心なしかキレイになったようです。
これでまた、忙しい夏登山を頑張れますね!撮影班長!