春〜初夏の笹やぶを歩くと、かなりの確率でマダニが付きます。
マダニは皮膚にがっちり食い付き、引っ張っても簡単には取れません。
気持ち悪いだけでなく、感染症(ダニ媒介性脳炎・ライム病・SFTSなど)のリスクもあるため、早めの対処が必要です。
ここでは、登山中に自分でできるダニの取り方 をまとめます。

笹やぶの登山道。ここは広いのでまだ安全…だと思います。
当たり前ですが、基本は皮膚科へ
まず大前提として、最善は皮膚科で取ってもらうこと です。
ダニを自分で引っ張ると
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ちぎれる
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体液が皮膚に残る
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口器だけ皮膚に残る などのリスクがあります。
感染症の可能性もゼロではないため、 安全を考えるなら皮膚科での除去が一番確実です。
それでも「自分で取りたい」状況はある
とはいえ、縦走中や山奥ではすぐに病院へ行けません。
「下山まで吸血され続けるのを我慢するのか?」という問題が出てきます。
専門家は「自分で取るのは絶対ダメ」と言いますが、吸血が続く方がリスクが高い場合もあると私は思っています。
(そして何より気持ち悪いし、テンションが猛烈に下がる。これは体験済み。)

笹の密度が高い場所は特に注意。気付いたらどこかに…!?
✔ 自分で取るときの最大のポイント
食い付かれて“すぐ”なら、きれいに取れる可能性が高いです。
時間が経つほど、ダニは皮膚の奥へ頭を突っ込みます。
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食われた直後 → 手でつまんでゆっくり引っ張ると「プチッ」と外れる
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半日以上経過 → ほぼ取れない。強く引っ張るとちぎれる
実は登山中にダニに食い付かれた経験があります。
手首に違和感を感じて時計を外してみたところ、そこには“発狂しそうなサイズ”のダニ(といっても小さいんですが。)が食い付いていました。
なんで気付かなかったんだーーーーー!!!!!
と叫びそうになりましたが、ここで慌てると負けなので冷静に対応です。
まだ食い付いた直後だったのか、指でつまんでゆっくり引っ張るとときれいに取れました。
(そしてそのまま静かに近くの茂みに投げ込む。)
この経験で、食われた直後ならサイズに関係なく取れることがあると実感しました。
違和感に気付けるかどうかが本当に大事です。
逆に、背中など神経が鈍い場所だと気づくのが遅れ、深く食い付いてしまうことがあるそうです。(師匠談)
・時間が経っている場合は皮膚科へ。
・自分でやってみてダメなら皮膚科へ。
この判断が現実的だと思います。
自分でダニを取る方法(状況によって使い分け)
① 線香の火を近づける
線香に火をつけ、ダニのお尻に近づけると熱で弱るのか、外れやすくなることがあります。
② アルコールを使う
消毒用エタノールやキッチンアルコールを 脱脂綿・ガーゼ・ティッシュに浸し、ダニの上にかぶせます。 アルコールで麻痺するのか、外れやすくなる場合があります。
③ ワセリンを塗る
ワセリンや軟膏をダニを覆うように多めに塗ります。 呼吸できなくなるのか、外れやすくなることがあります。
※注意 ワセリンを塗るとダニが滑りやすくなり、つまみにくくなります。 小さいダニや深く食い付いたダニには不向きです。
④ ダニ取り専用器具を使う
手でつまみにくい小さなダニには専用器具が便利です。 外国製の「ティックツイスター」などが有名です。
器具で挟み、くるくる回したり引っ張ることで除去できます。 小型のダニは特に手で力が入りづらいので、器具があると安心です。
※リンク先は主にペットショップになっていますが、ティックツイスターは人間にも問題なく使えるアイテムです。
まとめ
登山では、笹やぶを通ると高確率でダニが付きます。
特に 5月〜7月中旬 は多い時期です。
が、9月でも普通にいますし、私なんて去年10月に食われました。
恐るべし南日高の山…いつ入り込んだのかスネにかじりついていました…。
ダニは「夏だけのもの」ではないので、油断しないのが大事です。
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皮膚を這われるとモゾモゾ
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食い付かれると「チクッ」 この感覚に気づけると早期発見につながります。
行動終了後は 首筋・脇・腰・内腿など柔らかい部分をチェック しましょう。
食い付いて間もない場合は、 ゆっくり丁寧に引っ張れば取れることがあります。
ダニを気にしてチェックする習慣が、 一番の早期発見につながります。

なんでもないような青空もけっこう好き

